弁護士へ依頼

B型肝炎訴訟を起こした殆どの人は弁護士へと手続きを依頼しています。これはまず必要になる証拠書類が自力では揃えられない可能性が高いからです。B型肝炎訴訟を起こすためには、自分が給付金の対象者である事を示す必要があります。しかし集団予防接種は最近の事ではありませんから、対象の医療機関が閉院されていたり、時期が不明で証拠探しすらできなかったりとトラブルも多いです。弁護士へ依頼すれば弁護士のネットワークを使った証拠探しができますし、万一証拠書類が見当たらなくても、条件を満たしているなら代理の書類を作成してくれます。

弁護士証拠集め後のB型肝炎の訴訟手続きも弁護士が代行してくれます。素人が訴訟を起こすのは難しいと国も理解していますから、弁護士に依頼する費用も支給の対象となっています。給付金の4パーセントまでは弁護士費用として別途支給されます。

またこの訴訟は国が既に敗訴を認めていますから、条件さえ満たしていれば給付金を受け取る事ができます。そのため弁護士側も成功報酬型を取っている場合が多いです。具体的には給付金の8~16パーセント程度を成功報酬としている弁護士事務所が多いです。支払いも和解後でいいという事務所も中にはあります。多くの弁護士事務所は無料相談を設けていますから、気になるなら相談しても良いでしょう。

訴訟手続き

証拠書類が揃ったら訴訟の手続きです。訴訟と言うと法廷での言い争いを思い浮かべる人が多いでしょうが、B型肝炎の集団感染については国が認めている事です。そのため必要書類が揃い裁判に進んでも、テレビドラマなどで見るような言い争いはありません。行われるのは証拠書類の信憑性と訴訟書類の審査です。証拠が正しいもので、書類の間違いがないと認められれば和解という形で裁判は終わります。和解とはつまり国による給付金です。

訴訟手続きしかし頑張って自力で証拠書類を揃えても、殆どの人は訴訟手続きで挫折してしまいます。訴訟のための書類は数が多いだけではなく、言い回しが独特だったり難解な言葉が使われていたりと、慣れない人にはハードルが高い書類です。何とか記入しても一カ所でも違えば差戻しされます。

B型肝炎訴訟の書類は他の裁判と違い提出書類が全て決められています。そのため他の裁判で経験があっても、この訴訟はまた別という場合が多いです。裁判所への出廷も面倒ですし、悪い事をしていなくても裁判所へ向かうのは緊張するものです。不安なら弁護士へ依頼する方が得策です。弁護士へ依頼すれば証拠集めから代行して行ってくれますから、安心して任せる事ができます。

証拠書類集め

B型肝炎の給付金を受け取るには、自分が給付金の対象者である証拠を揃える必要があります。単にB型肝炎であるという診断書では証拠にはなりません。給付金の対象者はB型肝炎に感染している事はもちろんですが、子供の頃に集団予防接種を受けている事、その集団予防接種で注射器が使い回されていた事、感染経路が集団予防接種以外に考えられない事、母子感染の場合は母親の感染経路が集団予防接種である事など、条件があります。それら一つ一つについて、証拠書類が必要になります。

証拠書類B型肝炎への感染の有無は医者に依頼し検査を実施、その検査結果が証拠書類になります。給付金の金額は病状によって変わりますから、現在の病状を判断できる診断書が必要です。これも医者に記入をお願いする事になります。母子感染の場合は母親が条件を満たしている事の証明が必要です。

これらの書類は自分でも揃える事ができます。医者へ検査と書類の記入をお願いしたり、医療機関へ問い合わせて自分に関する集団予防接種の記録を取り寄せます。証拠書類が揃ったら訴訟のための書類を集めます。しかし多くの人は証拠集めの段階で挫折してしまいます。難しいと思ったら弁護士に相談するのも一つの方法です。

B型肝炎訴訟と弁護士

B型肝炎の感染者で特定の条件を満たす人は、国から給付金が支払われます。給付金を受け取るためには訴訟が必要で、揃えるべき書類が多くあります。まずは自分が給付金対象者である事を証明する証拠書類です。給付金対象者は昭和23年から昭和63年までの間に行われていた集団予防接種によりB型肝炎に感染した人です。この頃は注射器の使い回しが行われていた時で、多くの人がB型肝炎に感染しました。

集団予防接種証拠書類としてまず必要になるのは、この時期に集団予防接種を受けていたと証明する書類です。感染時期が当てはまるなら次はB型肝炎に感染している証拠となる検査結果、現在の病状が記載された診断書です。これらを揃えてようやく、訴訟のための書類作成に取り掛かります。多くの人が証拠集めの段階で挫折しています。理由は感染源が何十年も前の事になるため、当時の医療記録を探し出すのが困難だからです。運よくスムーズに証拠書類が揃っても、今度は面倒な訴訟手続きが残っています。

訴訟のための書類は難解なものが多く、慣れない人にとっては大きなストレスです。給付金対象となる多くの人は普段は仕事や家事などで忙しい毎日を送っています。日常をこなしたうえでの訴訟手続きは、頭で考えるほど簡単なものではありません。B型肝炎訴訟を起こす殆どの人は弁護士へ依頼しています。弁護士事務所によっては給付金の数パーセントという形の成功報酬を取っています。また和解後は弁護士費用も一部給付されますから、まずは弁護士へ相談する事をおすすめします。