B型肝炎訴訟と弁護士

B型肝炎の感染者で特定の条件を満たす人は、国から給付金が支払われます。給付金を受け取るためには訴訟が必要で、揃えるべき書類が多くあります。まずは自分が給付金対象者である事を証明する証拠書類です。給付金対象者は昭和23年から昭和63年までの間に行われていた集団予防接種によりB型肝炎に感染した人です。この頃は注射器の使い回しが行われていた時で、多くの人がB型肝炎に感染しました。

集団予防接種証拠書類としてまず必要になるのは、この時期に集団予防接種を受けていたと証明する書類です。感染時期が当てはまるなら次はB型肝炎に感染している証拠となる検査結果、現在の病状が記載された診断書です。これらを揃えてようやく、訴訟のための書類作成に取り掛かります。多くの人が証拠集めの段階で挫折しています。理由は感染源が何十年も前の事になるため、当時の医療記録を探し出すのが困難だからです。運よくスムーズに証拠書類が揃っても、今度は面倒な訴訟手続きが残っています。

訴訟のための書類は難解なものが多く、慣れない人にとっては大きなストレスです。給付金対象となる多くの人は普段は仕事や家事などで忙しい毎日を送っています。日常をこなしたうえでの訴訟手続きは、頭で考えるほど簡単なものではありません。B型肝炎訴訟を起こす殆どの人は弁護士へ依頼しています。弁護士事務所によっては給付金の数パーセントという形の成功報酬を取っています。また和解後は弁護士費用も一部給付されますから、まずは弁護士へ相談する事をおすすめします。

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